生け花の技術【葉蘭】

生け花にはたくさんの技術があります

今日はそのうちのひとつ
「葉を扱う」

葉蘭(ハラン)を使って少しだけ説明します

普通のまっすぐの葉を
IMG_9477

巻いたり、じっくり曲げたりして
下のような格花の形を作っていきます

葉蘭

葉蘭の葉は中心から見て幅の広い方と狭い方があり
幅の狭い方を正面になるように葉を選んでいきます

各場所ごとに選ぶ葉のポイントも違うため
葉を選ぶのが一番難しいです

必ず先が上を向くように葉先を整えたり
枯れ葉や虫食いしたような葉に見せるように葉を手でちぎったり
葉の中に虫が巣を作ってしまった様子を表す
巻き葉なども、一つづつ丁寧に作っていきます
こちらが巻き葉、巻き方にもポイントがあります

巻き葉

葉の名称や意味などが少しわかるだけで
展覧会での花の見方が変わり
ひとつひとつの花の活け手の意図を考えたり
技術を盗んだりいろいろ楽しめます

流派によってスタイルや雰囲気の違いがありますが
基本的な概念は一緒ですので
他流派であっても素敵なところは真似して習得してください^^

余談ですが、強化月間を始める前にわたしも家元に稽古をつけてもらった時
最近多いシリコン部分でこすれば消えるペンでメモを取っていて
そのメモをファンヒーターの前に置いていたらなんと!!!!
消えてました〜(T-T)
みなさん知ってました??
熱が当たると消えてしまうので
大切なメモはボールペンを使ってくださいね^^;


2 thoughts on “生け花の技術【葉蘭】

  • 葉蘭の事とても勉強になりました(^^)
    でもやっぱり難しい・・・と言う苦手意識が根っこにあります^^;
    こすって消えるボールペン・・・思わず吹き出してしまいました( ´艸`)
    でもファンヒーターで消えしまうなんて初耳~(゜Д゜;)
    こちらの方も勉強になりました( ̄∇ ̄)

    • 葉蘭は難しいです^^
      が、練習すれば必ずできるようになります

      ペンは多分メモの上に淹れたてのコーヒー置いてしまったくらいでも消えちゃうと思うので気をつけて〜!

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