究極の引き算いけばな、沈黙のレッスン

 
 
必要な花材を選択し
花を生かし空間にマッチした生け方をする
入門してから訓練していくいけばな
 
 
その次は?
 
 

いけばなを通してシンプルライフをお伝えする悠月庵恵甫です

 
 
 
必要なものが選択できるようになると
 次のステップは
 
「今あるものから減らす」訓練です
 
 
 
そんな訓練を
生徒さんが山から椿を収穫して実現してくれました
なかなか日頃のレッスンでは出来ない大物です
 
こんな感じ
 

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まずはこの大量の枝の中から
必要なものを見つけ出していく
完成図が予測できないと完成できません
 
 
枝と葉の関係性もみます
 
 
椿はとても硬いのでノコギリで
 

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ここまではあーでもないこうでもないと
楽しく喋りながら選んでいくんですが
 
椿を立てたその時から「沈黙の時間」が続きます
 
 
 
 
枝に集中してもいい
ひたすら頭の中の完成図を思い描きながら
切っていきます
 
 
 
雑念が浮かんでも
ハサミのパチンという音で
切り取られていく気がする
 
 
 
集中すればするほど
ハサミの音以外何の音も聞こえなくなる
 
 
 
切って美しいものが出来上がっていくと
心が少し軽くなる
癒しの時間です
 
 
 
完成する頃にはリフレッシュ完了
 
 
 
 
 
 
生徒さんが初めて生けた椿
 
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翌日私も余った材料で一杯生けさせてもらいました
 

 

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スッキリした。

 

 

 

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