「格花」って聞きなれない言葉ですよね
「お生花(おせいか)」や「伝統花」と
呼ばれることもあります
なぜこの形かを説明すると
とっても長くなるので
ざっくり説明すると
新花(盛花)よりも
決められたルールがたくさんあり
決められた形「天地人」を
ひたすら極めていくお花です
知識がないと
どうなればかっこいいとか
すごく上手い!!とか
わかりにくい花ではあるのですが、
一旦学び始めると
難しくもあり
無駄のない美しさがあり
上手い人と下手な人の違いが
手に取るように分かってしまいます
そしてまたやりたくなる
稽古しても稽古しても
もっとうまくなりたい!!!と
願って止まなくなるお花なのです
これこそ終わりのない「道」
そして確実に進化し続ける「道」です
実際に私の教室でも
格花だけを習いに来ていらっしゃる方もいます
今日も生徒さんが
「先生が手直しすると、
葉っぱの色まで生き生きして違う枝に見える」
と言ってくれました
稽古すればするほどうまくなる
自分の手で花に命を吹き込んだと
感じられる生け花です
止まってるのに躍動感がある
折り紙のように、ただの紙が
鶴に変身するあの感じです
四季も密接に関係してくるので
季節感もあり
遊び心もあり
伝統的なお花なので格式も高く
節句や、法要などにも使えて
そしてなにより長持ちです(笑)
新花のコースのように
短期では修得出来ないお花で
集中力と氣を使う為
2時間くらいでヘトヘトになってしまいます
自立させるのも初めは難しい花
イライラと戦い
思い通りにならない悔しさ
自分の見る目のなさに初めは戸惑いますが
慣れてくるとまるで座禅のように
無心で、花を思い通りに形どることが
出来るようになります
何かを突き詰めるのが好きな方
立体構成の得意な方
順序どうり進めるのが得意な方
コツコツものを作るのが好きな方
パズルが好きな方
こんな人に最適です
一言で言うとドMな方お待ちしております(笑)
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