今日はおうちにも飾りやすい春のお花の
生け方を公開します
使用する花材は右から
姫水木・ラッパスイセン・パンジー
ラナンキュラス・レモンリーフ
まずはじめに
主材となる姫水木を見ていきます
枝ぶりを見て
どれをメインにするか
どっちの向きが綺麗かを見ていきます
主枝を決めたら
器の大きさや花を飾る場所に応じて
メインとなる主枝の長さを決めます
私は教室の外から見える窓に飾るので
上から見下ろす角度で生けます
器はいけばなの花器ではなく
雑貨屋さんにでも売っているふつうのコンポートです
直径8センチの剣山を使用しました
次に主枝に対して7割くらいの枝を
副枝として生けます
前方に振るように生けると立体感が生まれます
スイセンはまっすぐ伸びる花なので
のびのび見えるようにセンターに
高さが揃わないように気をつけます
次にラナンキュラスをお花全体の
中心を引き締めるため中心低めに一つ
立体感が出るように前に倒し気味で
長めに一本入れます
パンジーは短く色が濃いので
後ろ側に控えめに
レモンリーフで剣山と足のばらつきが
見えないように隠します
出来上がり
ポイントとしては
・奥行きの枝葉を入れる
・上から覗き込むお花は中心が透けないようにする
・枝の調子を整える
(まっすぐな枝と曲がった枝は調和しないので
曲線に合わせて矯め(曲げ)ます)
この生け方だけが正解ではなく
たくさんの生け方があります
花をよく見て花に聞きながら
生けてみてください
横から
外から
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