日本水仙の生け方を特別に公開します

 

12月の下旬から2月にかけて
生ける「日本水仙」

 

少ない本数で
可憐な花をつけ
いい香りを放つ

とても可愛いお花です
ただ少しクセがあるので
今日は簡単に生け方をご紹介します

 

 

仕上がりはこちら

IMG_0899

今回は5本で株分けに生けました

 

水仙の原型はこんな感じ

IMG_0902

 

まずは分解から

花の軸が一本と葉が4枚セットになっています

まず袴を揉みやわらかくして花を抜き
左右の葉を内側から抜き
入っていた順番に並べます

IMG_0904

 

次に葉に水をつけしごいてねじりを取ります
少し内向きになるようにしごくといいです
やりすぎると破れたりやわらかくなりすぎるので注意です

 

左半分がねじりをとった状態です
IMG_0906

 

4枚ともねじりをとったら
葉組をし、袴に戻すため鋭角に切ります
(長さは生ける場所に応じて調節してください)

IMG_0910

 

袴の上から戻し
下から引っ張り出します

IMG_0912

 

次に花を平らに鋭角に切り
葉組の真ん中に戻します

IMG_0913

 

花を下から引っ張り
2月の上旬までは花を短めに葉組の中へ抑えます

IMG_0914

 

花を潰すように葉組全体をためます
葉先がわかるようにためます

袴の下で切ったら剣山に生けます

IMG_0919

 

未生真流では(体・用・留)に3本生けます
本数は奇数になるように増やしていきます

 

 

伝承花のため細かい役枝の話ははしょっていますが
簡単そうで、手間のかかっている格花
生け終わった後はかわいくて嬉しくなります

 

ご質問などお気軽にどうぞ

 

 

 
 
 
いけばな体験教室
クービック予約システムから予約する  
 
 
上記の日以外でもご予約いただけます
メールかお電話でお待ちしています
 
 
 
 
 
 
 
 
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です