コロナウィルスの影響で、音楽、演劇、伝統文化、さまざまなアーティストの活動の場が失われています。
いけばなも、今年は一度も花展が開催されていません。
習い事に出かけることも、控える方も増え、仕事が減っています。
活動の制限、仕事の激減、それはどの業界でも同じかもしれません。
そして、いつもなら芸術を楽しんでおられる方々も、芸術に触れることが難しくなったと思います。
そんな中、兵庫県芸術文化協会より、兵庫県内の芸術家によるYouTubeの動画を通して
おうちでも芸術を楽しめる取り組みを開始されました。
私も微力ながら、いけばな部門として参加しました。
いけばな業界からは5名、それぞれの流派の先生方が、流派の特徴を生かした動画を作成されています。
私はまだまだひよっこ。
いけばなをまだ知らない世代の感覚を生かして、お花が持つ楽しさを表現できればと、
デンモンストレーションをしています。
お水を使っていないので、いけばなとは言われないかもしれません。
だた、そんなことも気にせず、お花を生けるという行為そのものが、
日常を楽しく過ごすエッセンスになることを、ただ伝えたくて生けています。
おうちにお花があるってどんなだろう…花を一輪生けてみようかな、と思うきっかけになればと思います。
観ていただけたら嬉しいです。
動画はこちらからご覧になれます。
まだまだ、コロナとどう付き合っていけばいいか模索中ですが、
今できることをひとつづつ丁寧にしていこうと思います。